2015年01月31日

SU-METALの母音には彼女の愛がこもっている

twitterで知り合ったモトパ-METALさんが「My Graduation Toss」のすぅちゃんver.を聴かせてくださいました。
モトパさんはPAやレコーディングエンジニアをされていた、いわゆる音響技術屋さんです。

この曲について語る中で「母音をしっかり出せると歌でここまでリズムを引っ張れるんだ!?と衝撃を受けました!」なんて、私が大好きな母音の話を振ってくださいまして、ミー、コーフンコーフン。

リズムを引っ張る、という表現が格好良いなと思います。
音符マークと母音の粒が一致してる、つまり、譜面の通りにボーカルが拍を刻んでくれる気持ち良さを言っておられるわけですね。

母音は a i u e o です。

話すとき、歌うとき、人に聴こえる音、届く音、響く音は母音です。
子音は k とか s とか。母音の前に一瞬かすかに発せられるきっかけのようなもの。
あまり響かない。
そんなに鳴らない。
滑舌をよくする、はっきりと人に言葉を伝えるには、まず、母音をしっかり出すことです。

すぅちゃんの発する一音、一音はしっかりとメロディに合致している。
まるで「人間初音ミク」というか、歌詞を平仮名に変換して一文字ずつ音符に当てはめたかのように音の粒がはっきりしています。
この音に、この言葉。
そこのところを大事にしてくれている。
大事にできる。
母音が粒立っているからこそです。

もう一度言います。
話すとき、歌うとき、人に聴こえる音、届く音、響く音は母音です。

そう。

綺麗に発音する、母音をクリアに響かせる、というのは「人に言葉を届けたい」「人に気持ちを届けたい」というシンプルで強い意志が心にあるからこそ身につくものです。

すぅちゃぁあああああああぁぁんっ!!!

なんて素敵な子なのでしょうか。
歌う仕事を選んでくれた現実に胸がぎゅっとなる。
すぅちゃんなら、たくさんの人に、たくさんの人に、届けられるよ。
励まし、勇気を届け、痛みを分かち、喜びを分かち……。

こんなに綺麗な発音。
本当に衝撃をうけたんです。
なんて素直で美しいのか。
この子の想いが届かないわけがない。



さて、名曲を私に聴かせ、ひとしきり興奮させたモトパさん。
このような質問をくださいました。

よくぞ訊いてくれました。
私、ちょうどすぅちゃんの「し」の発音の美しさについて語りたくなっていたのです。
でもちょっと長くなってきたので、この質問への解説は次回に持ち越しということで……!!

モトパさんの記事もかなり専門的で面白いです。
音響屋さんの視点からすぅちゃんの声の魅力を分析してくれているので、ワクワクします!
「SU-METALが1/fゆらぎを持ってるそうですが・・・」
http://blog.livedoor.jp/symmetal/archives/21561109.html
「SU-METALについて」
http://blog.livedoor.jp/symmetal/archives/17580845.html
posted by WANKO-METAL at 02:41| Comment(0) | BABYMETAL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月29日

MOAMETALの凄さを語らせてください

すぅちゃんの面倒をみてくれるから好きになっちゃったよMOAMETAL様。
最初はそんなすぅちゃんファンとしてのノリでしたけども。

いやいやいや。

いやいやいやいやいや。

MOAMETALもとい菊地最愛さん、すごいです。
脱帽のうえ、平伏しきりです。

YUIMETALの凄さは赤デロリアンで伝説として語り継がれていくことと思いますので、
今夜はMOAMETALの凄さを語らせてください。

ソニスフィアの映像をご覧になった方も多いかと思います。
オープニングの「BABYMETAL DEATH」で、MOA様だけ踊り出しが遅れました。
あれ、イヤモニがトラブって無音だったようですね。
インタビューで読みました。
聴こえないからまだ始まってないと思ったのに、SU-METALとYUIMETALが動き出す気配を感じて焦った、と。

スタンバイのポーズ、目線は正面やや下です。
横なんか見ない。
それで、あの爆音振動のうずまくなか、気配を感じる。
それも凄い話です。
3人の呼吸がどれだけ合っているか……、いや、合わせてきたのか。
絆と努力を感じさせます。

演奏が始まってるんだ!と察したMOA様は、音が聴こえないので、ドラムのキックを頼りに動き出します。
音じゃない。体に感じる振動だけで、いまが曲のどこかということを探りあてた。
そしてバッチリと合わせてくる。

これはまた、とてつもない事実です。

一般的な話、バンドの生音だけで歌うなんて無理です。
PAさんが、それぞれにとって必要な音をバランス調整してモニターに返してくれる。
それが頼り。
楽器隊だって、お互いの音をモニターしないとバチコーンと合わせられない。

ましてや彼女たちのジャンルはメタルです。
爆音。
暴走族がジャンジャンバリバリ走るトンネルの中にいるようなイメージを持ってください。
何かを「音」として認識できない。

踊らない、動かないのであれば、フットモニターを使ったりします。
でも彼女たちは踊って走り回るので、イヤーモニターを使っているのですね。
それが生きてないとなれば、それこそ爆音トンネルに放り込まれてしまったような状態です。

そこでMOA様は、とっさに判断したわけです。
おかしな様子を見せず、自分で判断した。
音が聴こえないならば……、
楽器の中で最も体感しやすい、ドラムのキックを目安にしようと。

でも。

それって。

楽曲が体に入りきってるからこそ、できることですよね。
みなさん、ものすごく好きな曲があったとして、ドラムの音だけ脳内で再現できますか?
ドラムやベースをやっていれば、耳コピーする意識も働くでしょうから、ひょっとするとできるかもしれませんね。

でもMOA様は、世間ではアイドルと言われるパフォーマーです。
いやいや、しかし。
どこのアイドルが、自分たちの曲のドラムを覚えているというのか。
「BABYMETAL DEATH」はドラムが印象的なはず、という方もいるでしょうか?
でもクリックもなしで、演奏箇所も知らされず、轟音の中でキックだけ拾って感じて動くなんて……できないでしょう。

私は先日、SU-METALが曲と向き合う姿勢を知り、涙を流しました。

でも、SU-METALだけじゃなかった。
MOAMETALもYUIMETALも、同じだけ、曲を自分のものにしていたんです。
本当に、3人でBABYMETAL。
3人のステージであり、3人の曲なんです。

(そりゃ、すぅちゃん一人でほいほいとカラオケで歌う気分になれないはずですね……)

BABYMETALは、いわゆるアイドルの現場とは別の次元のお仕事に感じます。

ベースアンプの真横(!)にしゃがみこんで真剣な眼差しでスタンバイしているYUIMETALの写真をみて、
「これ、こ、ここ、アイドルのスタンバイする場所じゃないでしょ」って思いました。

バンドのステージはまさに戦場ですよ。
迫力が半端ない。
そこで戦う彼女たちは、本当にオンリーワンの存在だと思います。

こうなると、どうしてもLIVEを体験してみたいです。
幕張、参戦したい!!!
神様!!

posted by WANKO-METAL at 01:52| Comment(0) | BABYMETAL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月28日

歌詞とメロディの重要性

歌詞とメロディは計算されて書かれてるんでございます。
クリエイターは熟考して作ってるから、楽曲に思い入れがあるんでございます。
……というのを少し具体例をあげてみようかなと。

どう聴こえるか、どう届くか。
例えば Road of Resistance のサビのしめくくりにむけて、
萌え……あ、間違えた。うちの予測変換の優先順位が……。えー、仕切り直して。


燃える熱いハート というフレーズがあります。

これが

熱く燃えるハート だとダメなんです。


ん、ダメというか、SU-METALに歌わせるのなら前者の方がいいんです。
なぜか?
母音の響きが違ってきます。

もえる あつい はーと

く もえる はーと

青い文字のところは「無声音」なのです。
「ts」という子音だけ発音し「う」の母音は無声化されます。
これ、日本語のややこしいところなんですけどもね、そうなっちゃうんです。
必然的に、一瞬だけ音が引っ込む。

みなさまご存知のように、SU-METALの魅力はストレートな歌声。
それを支えるのは積み重ねたボイストレーニングと、均一に響く母音。
そう、私はしつっこく主張しますが、彼女が歌うときの母音はとても美しく均等に突き抜けてくる。

彼女の声の魅力を、そこに込めた想いを、サビのおいしいところにがっつりのせて届けるには……。
母音が消えるような言葉の組み合わせを、使わないほうが得なのです。

このようにですね、
ひとつのメロディ、ひとつの言葉、
いや、もう、他にも楽器の音色の重ね方から何から、
すべてが計算されてる。

世のクリエイターというクリエイターは、一生懸命に作品を送り出しているのです。
だから心が楽曲にジャストフィットするまで歌い込んで歌い込んで、大切に歌ってくれるSU-METALは尊いんです。
よくもまぁ毎晩おなじようなことを言い続けられるものだと、我ながら呆れますが……、
何度でも叫びたい。

SU-METALは素敵なボーカルさんDEATHよ!


posted by WANKO-METAL at 01:48| Comment(0) | BABYMETAL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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